好転反応 自然治癒力が高まるプロセスの中で、蓄積されていた毒素で酸化した老廃物が体外に排出されていきます。
そのために病的な症状が現れたり、症状が悪化したように感じることがあります。
このような反応を、好転反応といいます。東洋医学の用語です。
漢方では、「めんげん現象」といいます。

本来の状態に戻るために細胞が活性化されて起こる現象であり、改善の兆候でもあります。
健全な方でも起こり得ることですが、全く出ないという方もいます。
新しい刺激や変化を受けたはじめに強く起こることが多く、順応すると次第に弱まる傾向があります。
以下の四つに大別されますが、全ての反応が起きるわけではなく、個人差があります。

1弛緩反応……臓器が本来の状態に戻ろうとするために、一時的にアンバランスな状態になります。
怠い、眠いなどの倦怠感など

2過敏反応……慢性の症状が、一時的に急性の症状に戻り、治癒がはじまります。
便秘、下痢、発汗、腫れ、痛みなど

3排泄反応……体の解毒作用の現れです。老廃物毒素を分解排泄する時に出る反応です。
湿疹、かゆみ、目やに、吹き出物、尿の色の変化、大量の便など

4回復反応……血行が改善され、汚れた血液が一時期にまわりはじめる時に出る反応です。
胃痛、腹痛、吐き気、発熱、動悸など

ひどく現れたり、長期にわたる場合には、本当の病気である疑いもあります。
早めに医師にご相談ください。
 

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